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◆外国人留学生を悩ませる日本の就活ルール
日本の就職活動のスタイルは世界各国から見ても非常に独特。<お約束>や<マナー><暗黙の了解>が多すぎて、日本人でも戸惑う人は少なくありません。
まして外国人留学生の立場ならば、日本の就職活動について戸惑いや「理解できない」と感じてしまうのは致し方ないのかもしれませんよね。
それでも、日本で就職しようと決めた以上は、マナーやルールをしっかりと覚えて就活にチャレンジして欲しいと思います。
下記に書いたことが少しでも参考になれば嬉しいです!
◆なにを話せばいい?就活の面接での自己紹介【外国人留学生の場合】
就活の面接の場では避けて通れない難関、それが自己紹介。
外国人の自己紹介の場合、やはり重要になるのは「なぜ日本にきたのか」「なぜ留学したのか」という理由をいかにわかりやすく簡潔に話すか、ではないかと思われます。
日本に留学して、卒業後に日本で働くことを希望している外国人の皆さんは、きっとそれぞれ「留学したい」「日本で働きたい」と考えた理由があるはず。
「日本のアニメやドラマが好きだった」、「日本の俳優に憧れて」、「日本語を話してみたかった」など、理由は様々でしょう。
それがどんな理由であれ、日本に来るきっかけとなったことです。
あなたの思いを、自分の言葉でしっかりと面接官に伝えるようにしましょう。
とはいえ、面接は時間が限られているもの。
どの企業を受けるにしろ、自己紹介にかけていい時間はひとり約1分だと言われています。
(中には、30秒で自己紹介をしてください、という企業も)
「なぜ留学したか」だけに時間をかけていたら、ほかに自己紹介で話すべき項目にたどりつけません。
自己紹介とは、あなたが「どこ」の「誰」であるのかを面接官に紹介するためのもの。ですから、できるだけ簡潔に。でも来日したきっかけはしっかりと伝わるように。
あらかじめ文章を作成して、覚えておきたいものです。
◆面接時に改めて自己紹介をする理由とは?
事前に企業に提出済みのエントリーシートに「自己紹介」は書いている。それなのになぜ面接の場で自己紹介をしなければいけないのか。
そんなふうに疑問に思う人もいるかもしれません。
では、面接で自己紹介をするその理由とは――。
1・場の空気を和ませ、初対面同志に親近感を沸かせる
グループ面接では、まったく見ず知らずの学生同士が横並びに並ぶもの。
他人の自己紹介を聞くことで、親近感も湧き、面接特有の固い空気もやや和むだろうと考えられているようです。
自己紹介で学生たちの緊張を少しでもほぐし、なるべく普段に近い表情を見てみたい。面接する側にはそんな狙いがあるため、最初に自己紹介を持ってきているのではないかと推測できます。
2・エントリーシートと自己紹介を併せて、初めてその人を知る
面接官は事前にエントリーシートに目を通していると思われますが、とくに初期段階の選考は人数も多くそのすべてを記憶しているわけではありません。
そのため、面接の場で学生に改めて自己紹介してもらうことで、しっかりとその<人>を覚えようとしているとも言えます。
◆外国人留学生向け・就活の面接、自己紹介で話すことは?
外国人留学生の就活面接……「なぜ留学したのか」以外に話さなければならないことは、だいたい下記のようなポイントではないかと思われます。
•氏名
•大学名・学部名・学科名
•自分が学生時代に時間をかけてきたこと。たとえば、趣味・勉強・アルバイト・サークルなどがあれば。
•面接を受けるにあたってのあいさつ
例→「本日はよろしくお願いいたします」
たとえば(例文)
「○○大学○学部○学科の(名前)です。出身は中国です。○○がきっかけとなり、日本語に興味を抱くようになりました。○年前より日本に留学して日本語を学んでいます。大学の授業のほか、○○○でアルバイトをして多くのお客様と接することでも日本語を学んできました。(サークルの場合はサークルの話と学んだことを簡潔に)。以上となります、本日はよろしくお願いいたします」
と、このようなイメージでしょうか。
◆外国人留学生は注意!よくある印象の悪い自己紹介の例
1:名前の名乗り忘れに気を付ける
「○○大学○○学部、出身は中国の○○です!」
のように、学部と出身地だけを名乗り、その後つい最後まで自分の名前を言うのを忘れてしまった……ということも緊張状態にある面接時には十分ありうること。名前を言い忘れては、面接官もエントリーシートと照らし合わせることができませんし、「不注意だな」といい印象は持たれません。
必ず名前を名乗ることを忘れないようにしましょう。
2:自己紹介の最後は挨拶で占める
自己紹介の最後を「以上です」で終わらせることはないように。
自己紹介は、必ず挨拶のひとことで終了することを忘れないでくださいね。
「以上です。今日はよろしくお願いいたします」と言って、自己紹介の終わりとしましょう。
3:自己紹介は長く喋りすぎない
たとえば「××の開発の仕事に興味があり、●●学部に入りました。なぜ開発に興味を持ったかというと、幼い頃に私の近所でこういうことがありました。それは……」と所属学部を選んだきっかけや思い出まで話してしまう人がいます。
この場合、自己紹介として正しいのは「開発の仕事に興味があり、●●学部に入りました」まで。それ以降は必要ありません。
全員の自己紹介がすんだあと、興味があれば面接官から「なぜ●●学部に入ろうと思ったのですか?」というように質問があるはずです。きっかけはそこで初めて話せばいいのです。
自己紹介で延々と話して、ほかの学生の時間を奪ってしまうようなことは絶対に避けましょう。
◆面接官からの印象がアップ!魅力的な自己紹介になる3つのコツ
面接の場では、なんとしても面接官からの良い印象を勝ち取りたいもの。それは日本人でも外国人留学生であっても同じことですよね。
では「この人と一緒に働きたいな」と面接官に思わせるような<良い印象>とはどのようにして創ればいいのか。
コツを簡単にお話ししたいと思います。
1:ゆっくりと喋る
緊張すると人は早口で喋ってしまいがち。でも早口の人は、面接官からすると「慌てやすい人かもしれない」「落ち着きがない」などあまり良い印象を覚えません。
とくに外国人留学生の場合、早口で日本語を話すと、発音が不明瞭となりがち。
日本人面接官が聞き取れないといった事態を避けるために、緊張したときほどゆっくり話すことを心がけましょう。
2:美辞麗句で飾り立てず、正確な内容を相手に伝える
自分のことをカッコよく見せるために、必要以上に大げさな言葉で自己紹介を飾り立てる必要はまったくありません。
とくに外国人の場合は、自分のことを大きく見せるために大げさに話を盛って喋りがちですが、日本人はどちらかというと控えめで謙虚な人柄を好みます。
また、あまりにも自分を飾り立てて話すと、それだけ時間もとってしまうことに。他の学生の自己紹介の時間を奪うことにもなりかねません。それでは迷惑をかけることになってしまいますよね。
自己紹介はあくまで簡潔にわかりやすく。必要以上に情報を盛らずに簡潔に終わらせる。覚えておいてくださいね。
3:事前に必ず声に出して練習を繰り返す
自己紹介も自己PRも本番前にまとめておき、それを必ず面接当日までに声に出して練習するようにしましょう。「しっかり練習してきた」という自信があると、面接の際に緊張しても「大丈夫だ、あれだけ練習してきたんだから」と自分を励ますことができますよ。
◆就活の自己紹介での注意点→自己紹介と自己PRを混同しない!
外国人の就活。最後にもうひとつだけ、面接で気をつけておきたいことを書いておきますね。
それは、「自己紹介」と「自己PR」は違うということ。
自己紹介で話すべきポイントは上記で説明した通りです。
一方、「自己PRをしてください」と言われたなら、話すべきことはまた別になります。
「自己PR」は主に「自分の強みはなんであるか」についてアピールする時間となります。
まず自分の強み(粘り強い、負けず嫌い、探究心がある、協調性があるなど)についてわかりやすく説明したあと、その強みにまつわるエピソードや強みが発揮された具体例や結果を話します(アルバイト中や学校の行事の中などで)。
その上でその強みを就職したら企業でどう生かすつもりがあるのか、を話しましょう。
自己紹介、自己PR共に必ず事前に自分で紙に書きだして、なにを話すべきかを整理し、まとめておいてくださいね。
まとめができたなら、何度も実際に声に出して練習してみましょう。
練習する際には、できれば携帯やボイスレコーダーなどに録音して、自分の話し方のクセを確認しておいたほうがいいかと思います。
たとえば「あのー」「それで」「っていうか」などを多用する、など人の話し方にはクセがあります。録音してみなければ、なかなか気づけないと思います。
面接ではなるべく極端なクセは直して挑みたいものですね。頑張ってください!!
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