COLUMNS
就職・転職活動は地域によって異なる部分が多く、日本には日本独自のルールがあります。
そのため、外国人の方が日本で納得のいく仕事探しを実現するためには、日本の就職・転職活動の特徴を理解することが重要です。
今回は苦戦される方も多い日本の面接について解説します。
企業によって方法や回数、質問内容が異なる面接は対策が取りにくいですが、「自己紹介」はほとんどの面接で共通して尋ねられる項目です。
本記事では特に自己紹介のポイントやおすすめの自己紹介方法を中心に解説します。
フェローシップでは、仕事探しのプロがマンツーマンで選考対策をサポートします。
面接対策も充実しているので、採用担当者目線のアドバイスが欲しい方にもおすすめです。
また、一人一人の強みや理想の働き方を踏まえて、ぴったりの求人もご紹介しています。
こちらから外国人の方を積極的に採用している企業の求人をご確認いただけますので、興味をお持ちの方はぜひ一度ご覧ください。
日本の就職・転職活動における面接
就職・転職活動の流れや捉え方は国によって地域差が生まれやすいといえます。
そのため、外国人の方が日本で理想の仕事に就くためには、日本の就職・転職活動について理解しておくことが必須です。
ここでは日本の就職・転職活動における面接について詳しく解説します。
面接の実施タイミングと平均的な回数
日本の場合、選考の中で面接が実施されるタイミングや回数は就職活動と転職活動とで大きく異なります。
日本の就職活動では多くの企業が新卒一括採用という方式をとっており、法的な拘束はないものの、募集要項の公開から面接などの選考の時期が定められています。
そのため多くの学生が同じ時期に就職活動をおこなうことになり、企業も短期間で大量の学生の選考を実施することになります。
企業も採用活動にあてられる時間やお金が限られており、書類選考やウェブテストと面接が複数組み合わさった選考フローをとることがほとんどです。
書類選考が最初におこなわれる点はほとんどの企業で共通していますが、試験や面接の実施回数・実施形態はさまざまなので、各企業について前年度の選考などを参考に自分で情報をあつめる必要があります。
あくまでも目安にはなりますが、集団面接や個人面接、録画面接などを3〜5回程度実施する企業が多いです。
それに対して転職活動の場合は、書類選考のあとに面接を1〜2回実施する企業が多いです。
中途採用の場合は応募者が一度に集中するケースはあまりないため、初めから1人の応募者に対して1〜3人程度の面接官が参加する個人面接が実施される傾向にあります。
書類選考の通過率は企業によってさまざまですが、基本的に就職・転職ともに面接に参加するためには第一関門である書類選考に通過する必要があると捉えておきましょう。
今回は面接について詳しく解説しますので、書類選考についてはぜひこちらの記事をご参照ください。
▶︎書類選考突破の秘訣!転職エージェントを活用して転職を有利に進める
対面面接やオンライン面接、録画面接など多様化している
一言で面接といってもその様式は多様化しており、実際にオフィスに赴いて実施される対面形式以外にも、ビデオ通話でおこなうオンライン面接や、録画したビデオを提出する録画面接なども増えています。
転職活動の場合は対面面接やオンライン面接等のリアルタイムで実施する形式が多いですが、限られた期間に大量の応募者を選考する就職活動の場合は、録画面接も増えています。
録画面接の中には、事前に質問が与えられ、期日までに自分で動画を撮影するものや、専門のアプリを使って質問に対して制限時間内に答えるもの、AIが内容を分析してリアルタイムで面接が進むものなど複数の種類があります。
面接の一般的な流れと所要時間
日本の面接の流れや所要時間は実施される形式によって異なります。
参加する応募者が複数いる集団面接の場合、面接官の指示に従って順番に発言します。
自己紹介もあわせて3〜5個ほどの質問をされるのが一般的で、短いもので30分程度、長いもので90分程度かけて実施される場合があります。
参加する応募者が1人である個人面接は、30分から1時間程度かけて実施される傾向があります。
質問の数は5個から10個程度で、一つの質問について掘り下げてその背景や具体的な内容について問われる傾向があります。
いずれの形式でも面接の1番最初に自己紹介をする時間が設けられており、自己紹介での内容が続く質問を左右することもあります。
面接の種類が多様化しており録画面接も増えていますが、いずれの形式でも多くの企業が応募者に自己紹介を求めるため、面接における自己紹介対策は汎用性が高いといえるでしょう。
日本の採用面接における自己紹介
多くの面接で問われる自己紹介は、複数の企業の選考を受ける場合でも共通した回答を用意しやすい項目です。
ここでは面接対策で必須ともいえる自己紹介について、企業側の意図や対策のポイントを解説します。
自己紹介をおこなう目的
企業が応募者に対して自己紹介を求める意図は「アイスブレイク」と「続く質問をするキッカケ探し」の2つが考えられます。
面接時に緊張してしまうと、思い通りの回答ができないケースも多く、企業側としても応募者のありのままの人柄や能力を判別することができません。
そこで面接の初めに答えやすい質問である自己紹介をしてもらうことで、お互いにリラックスできる空気を作ろうと考えています。
また、自己紹介の中でご自身の出身地域や来日理由、大学で所属する研究室や部活動、中途採用の場合はこれまでの職歴などを簡単に説明してもらうことで、スムーズに次の質問に移りやすくなります。
裏を返せば自己紹介で思わず質問したくなるようなポイントを簡単に述べることで、自分がアピールしたいことを面接官に尋ねてもらいやすくなります。
アピールポイントをしっかり伝えられるよう面接官を誘導することにつながるので、自己紹介は応募者側にとっても非常にメリットの大きい質問項目といえます。
自己紹介の目安は1分
自己紹介の目安時間は1分です。
これは多くの企業に共通しているので、面接対策をする際にはひとまず1分程度で話せるようにしておきましょう。
ただし企業によっては「2分程度で」など時間の指定があるので、そのような場合に柔軟に対応できるよう、1分用の自己紹介、2分用の自己紹介というようにいくつかのパターンで練習しておくと安心です。
自己PRとは別物!ただし面接官の言葉に注意
よくありがちなミスとして、自己紹介ではなく自己PRをしてしまうケースがあります。
自己紹介なので、自分のプロフィールを伝えるのは重要ですが、一つ一つの事柄について詳細にエピソードなどを交えて話してしまうと質問からずれてしまいます。
面接官は自己紹介で登場した特徴については後ほど質問してくる可能性が大きいので、それぞれ一言程度で満遍なくご自身のプロフィールを伝えましょう。
ただし、企業によっては「弊社を志望した理由と併せて3分程度で自己紹介をお願いします」というように、自己紹介に加えて質問に回答するよう指示がある場合があります。
この時、暗記してきた自己紹介をそのまま答えてしまうと質問の意図から逸れてしまうので、落ち着いて柔軟な回答を目指しましょう。
留学生の自己紹介で伝える項目
外国人留学生にとって、日本語での面接は非常にハードルが高いです。
緊張感があるのはもちろんのこと、日常会話ではあまり使わない日本語が用いられるケースも多いので、きちんと対策をしておくことが必須といえます。
ただし自己紹介は自分のプロフィールを相手に伝えるものであるため、明確な正解はありません。
一人一人答え方が異なるので対策が難しくなりがちですが、ここでは絶対に伝えるべき項目とご自身の状況や企業カラーに併せて追加で伝えるとよい項目を解説します。
自己紹介で絶対に伝えるべき項目
外国人の方が自己紹介のなかで絶対に伝えるべきポイントは以下のようなものです。
・名前
・所属大学/学部/学科
・出身国/地域
・挨拶
中途採用に応募する場合は、これまでの職歴として会社名/所属部署/職種などを簡単に一言で伝えましょう。
また「本日はどうぞよろしくお願いいたします」など簡単でよいので一言挨拶を付け加えると、丁寧な印象に繋がります。
自分の経歴や企業カラーに合わせて伝えるとよい項目
続いて、企業カラーにあわせて追加をおすすめする要素をご紹介します。
ご自身の経歴や面接を通してアピールしたいポイントを簡単に自己紹介で伝えることで、面接官の質問を引き出すことに繋がります。
面接は質問に対して臨機応変に対応する必要がありますが、自己紹介を活用することで質問を想定しやすくなるといえるでしょう。
留学生の方の場合、面接の中で多くの企業が来日理由や母国ではなくあえて日本で働きたいと思ったきっかけを質問します。
もちろん自己紹介をする上で出身地域や来日した時期を述べる必要はありますが、特に指示がなければ自己紹介の時点で深く掘り下げる必要はありません。
面接の中では面接官の質問に答えるため必要以上のことは話しにくいですが、自己紹介は話す内容の自由度が高い項目です。
そこで、面接官にアピールしたいポイントを簡潔に含めて伝えることで他の応募者との差別化につながります。
例えば「日本食レストランで3年間働いており、バイトリーダーをしています」「語学学習が好きで、(母国語)と日本語の他に〜語が話せます」など一言で述べるとよいでしょう。
この時、追加で詳しい仕事内容や語学勉強時のエピソードは交えてしまうと「自己紹介なのに自己PRをしている」とマイナスな印象に繋がりかねません。
あくまでも自分の特徴のひとつとして簡潔に伝えるのがポイントです。
留学生が自己紹介する際のポイント
自己紹介の内容は一人一人異なるため正解はありませんが、より効果的な伝え方にはいくつかのポイントがあります。
ここではご自身の自己紹介を考える上でぜひ意識していただきたいポイントをご紹介します。
自己紹介では内容以上に伝え方が大切になる
自己紹介はアイスブレイクの目的もあり、面接の1番初めに行われるのがほとんどです。
つまり、面接官に与える第一印象を大きく左右する場面だと考えることができます。
面接の中で企業側が知りたい情報である「志望動機」や「自己PR」については必ず後ほど質問されます。
だからこそ、自己紹介では内容や情報量よりも話し方から感じる雰囲気や人柄をチェックする企業が非常に多いです。
そのため、話すスピードや間の取り方、抑揚の付け方といった話し方の他に、目線や表情、身振り手振りなど振る舞い全体を見られているという意識が重要になります。
慣れない日本語での面接で「正しい日本語で話さなければ」と焦りを感じる留学生は多いですが、多くの企業では日本語を間違えないことよりも自然なコミュニケーションがとれるかどうかの方が重視されます。
間違えないように暗記した内容をただ読み上げたり、表情がこわばったりしてしまうと、むしろマイナスな印象につながります。
間違えてもよいので、目の前の面接官とコミュニケーションをとっているという意識が面接成功の秘訣です。
練習する場合は客観的なチェックが大切
面接は練習量が大きく左右する選考でもあります。
この面接練習の際には、客観的に自分の話し方をチェックすることが大事です。
例えば家族や友人と模擬面接をしてフィードバックをもらう、スマートフォンなどのカメラ機能を使って録画し自分で確認してみるなどの方法がおすすめです。
自分では自覚していなかった表情や話し方の癖などが客観的にわかると、面接の質が飛躍的に向上します。
緊張感に慣れるという意味でも、このような実践型の練習に取り組みましょう。
フェローシップならプロと一緒に面接対策ができる
面接練習を万全にしたいという方は、ぜひフェローシップにご相談ください。
フェローシップでは、仕事探しのプロが面接対策も含めて就職・転職活動を手厚くサポートしています。
これまで多くの求職者と向き合っていたプロがマンツーマンで面接対策をするので、自分1人では気づけなかったポイントなども知ることができます。
面接官がどのようなポイントを見ているのかも、教えてもらえるので、より万全の選考対策につながります。
こちらのフォームから無料でご登録いただけますので、フェローシップに興味をお持ちの方はぜひお気軽にご連絡ください。
まとめ
日常会話とは異なる緊張感があり、慣れない日本語表現も多い面接に不安を抱く外国人留学生の方は多いです。
面接は練習量が結果を大きく左右するので、転職エージェントやスマートフォンの録画機能などを活用して客観的にチェックしながら対策することが大切です。
面接の回数や実施方法、質問内容は企業によってさまざまですが、多くの場合に共通しているのが「自己紹介」です。
自己紹介は他の質問と比べて自由度が高いので、ポイントを抑えることで他の応募者との差別化につながります。
名前や出身地域など必須の情報とともに、ぜひ面接官に質問してほしい要素を伝えてみましょう。
ただし、アピールポイントについて詳しく話しすぎてしまうと「自己紹介なのに自己PRをしている」とマイナスな印象を与えてしまいます。
あくまでも一言で、簡潔に伝えることが重要です。
フェローシップでは面接対策だけでなく、一人一人の強みやキャリアプランにあわせた求人紹介もおこなっています。
外国人の方を積極的に採用している企業も多数ご紹介しておりますので、興味をお持ちの方はぜひこちらから実際の求人情報をご確認ください。
フィットする求人がすぐ見つからない、転職はこれからという方
Fellowship登録 (転職支援サービス)をしませんか?
あなたに合ったキャリアプランを、いっしょに考えます