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2020年4月から、外国人技能実習生の転職が可能になったことはご存知でしょうか。
新型コロナウイルスの影響により、技能実習の継続が困難となった実習生や、実習期間が終了したが帰国が困難となってしまった外国人に対し、同業種・異業種での転職(再就職)が可能となりました。(同業種での転職は2020年4月、異業種での再就職は2020年9月から可能です。) 詳細は、法務省のWebサイトで確認することができます。
そこで、今回は外国人技能実習生の転職・再就職について、必要な手続きや注意点などをまとめて解説します。
「まだ外国人技能実習生の転職についてよく知らない」
「外国人技能実習生として転職を考えているけどどうすればいいのかわからない」
という方はぜひ参考にしてください。
外国人技能実習生の転職が可能に
外国人技能実習生とは
日本の企業などで外国人を受け入れ、働きながら母国で習得困難な技術や知識を身につけ、母国の発展に貢献することを目指した制度を外国人技能実習制度といいます。 外国人技能実習生とは、この外国人技能実習制度で日本に受け入れられている外国人のことを指します。
通常、外国人技能実習生は在留資格「技能実習1号」で1年、試験に合格すれば在留資格「技能実習2号」で2年間、在留資格「技能実習3号」で2年間の合計5年間の就労をすることができます。
現在日本では、農業、漁業、建設、自動車整備、機械・金属など、幅広い業種・作業において外国人技能実習生を受け入れており、法務省によると、2019年末時点で日本に技能実習の資格で在留している外国人は41万972人にも上ります。
参照:令和元年末現在における在留外国人数について
外国人技能実習生は原則転職ができない
外国人技能実習生は、原則転職ができません。
受け入れ先の企業に不正があった場合など、限られた場合でしか転職ができず、しかも転職先は同職種の外国人技能実習生受け入れ企業のみに限られてしまいます。別の職種への転職はできません。
もし転職が認められた場合であっても、新たな受け入れ企業を探すには時間と手間がかかります。特定の場合を除き、外国人技能実習生は無職期間にアルバイトをすることも認められないため、外国人技能実習生の転職はかなり難しいでしょう。
新型コロナウィルスの影響によって2020年4月から転職可能に
外国人技能実習生は原則転職ができませんが、新型コロナウィルスの影響により、一部の外国人技能実習生を対象に2020年4月から転職が認められるようになりました。
対象となった外国人技能実習生は、受け入れ企業や受け入れ予定企業の経営状況悪化などによって技能実習の活動が困難になり、現在の在留資格で日本に引き続き在留することが困難となった外国人です。
外国人技能実習生は、在留資格の変更手続きをすることで別の業種や職種へ転職できるようになり、日本で1年間就労することが認められます。 ただし、1年後の在留資格は保証されておらず、就労を継続できない可能性があることには注意が必要です。
※コロナ禍での転職に関する情報は下記でも詳しく記載しています。
▶︎コロナ禍における転職市場の変化と現状、転職活動を成功させるポイント
▶︎【外国人就活生必見!】コロナ禍での外国人の就職先・仕事の探し方を解説
▶︎2021年コロナ禍における転職市場の現状・展望と転職活動のタイミング
外国人技能実習生が転職するために必要な手続き
外国人技能実習生が転職するためには、新たな受け入れ企業と雇用契約を結んだ上で、在留資格を「特定活動(最大1年・就労可)」に変更する必要があります。
在留資格の変更手続きは、外国人の住居地を管轄する最寄りの地方出入国在留管理局でおこないます。必要な書類は以下のとおりです。
- 在留資格変更許可申請書
- 受け入れ機関が作成した説明書
- 雇用契約に関する書面(雇用契約書,雇用条件書の写し)
- 受入れ機関が作成した賃金の支払に関する書面
- 従前の監理団体等が作成した技能実習生の現況に関する説明書
また、在留資格「特定活動」の付与は、在留資格「特定技能」の試験を受けることを前提として認められます。
「特定活動」を取得した1年後も引き続き在留資格を得るためには、特定活動中に「特定技能」の試験を受けて合格しなくてはいけません。
法務省のホームページにも、詳しい手続き方法が載っていますので、よければご覧ください。
▶︎日本で働くための「特定活動ビザ」とは?申請方法・就労ビザとの違い
外国人技能実習期間が終了した外国人も別の職種に就職できるように
2020年4月、予定された技能実習が終了した外国人技能実習生のうち、新型コロナウイルスの影響により帰国が困難となってしまった外国人を対象に、同業種に限り就労継続が認められるようになりました。
さらに、2020年9月には、異業種への再就職も認められるようになり、実習期間が終了した外国人への支援が強化されました。
外国人技能実習期間が終了した外国人が異業種へ再就職するための手続きと注意点
外国人技能実習生を支援するために認められるようになった在留資格の変更は、実習中の外国人技能実習生だけでなく、実習期間が終了した外国人も対象です。
2020年4月、予定された技能実習が終了した外国人技能実習生のうち、新型コロナウイルスの影響により帰国が困難となってしまった外国人を対象に、同業種に限り就労継続が認められるようになりました。
さらに、2020年9月には、異業種への再就職も認められるようになり、実習期間が終了した外国人への支援が強化されました。
外国人技能実習生の転職について困ったときの相談先
2020年4月より外国人技能実習生の転職が認められるようになりましたが、外国人技能実習生にとって不安なことも多いのではないでしょうか。
出入国在留管理庁は、2020年9月から東京四谷の外国人在留支援センターに14の言語に対応した専用のフリーダイヤルを開設し、外国人技能実習生などから在留資格の変更手続きや就職などについての相談を受け付けています。 新たな受け入れ企業と再就職を希望する外国人のマッチング支援もおこなっていますので、外国人技能実習生の転職でわからないことがあれば相談してみてもいいでしょう。
また、転職先がなかなか見つからず困っている外国人の方は、外国人の転職・就職に強い転職エージェントなどに相談するのも1つの手です。 専門の転職エージェントに相談することで、外国人の転職・就職に詳しいベテランのスタッフが親身に相談に乗ってくれるかもしれません。
▶日本で仕事を探している外国人必見!相談することができる5つの場所
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新型コロナウイルスの影響により外国人技能実習生の転職が認められるようになったものの、まだまだ転職することは簡単なことではありません。 転職がなかなかうまくいかず、焦ったり不安になったりしてしまう人もいるのではないでしょうか。
このように、日本での転職・就職に不安を感じている方は、外国人の転職・就職に強い専門エージェントに相談するのがおすすめです。
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また、求人の紹介だけでなく、選考対策や在留資格の手続きに関するサポート、日本の文化の知識講座など、転職・就職を考えている外国人に対して様々な支援をおこなっており、外国人のスタッフも複数在籍していますので、母国語で親身に相談に乗ってもらうこともできます。
また、中国語を活かしたお仕事検索サイト「TENJee」では、中国語を話すことができる人材の紹介や、日本企業の中国進出の支援にも力を入れています。
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